2026年3月、生命保険業界にICS(経済価値ベース・ソルベンシー規制)が導入されました。この規制強化を受けて、各社の終身保険商品ラインナップが見直され、予定利率1.75%超えの値下げ商品が登場しています。

一方で、「古い保険から乗り換えると損するケース」もあり、判断を間違えると数百万円単位で損することも。この記事では、乗り換えで得する世代・損する世代をシミュレーターで一発判定できます。

【まず診断】終身保険乗り換えメリット判定

💎 終身保険 乗り換え判定シミュレーター

現在の契約条件から、乗り換えのメリット・デメリットの目安を診断します





ICS規制って何?生保業界は何が変わる?

ICSは国際的な保険資本規制で、保険会社の財務健全性を経済価値ベースで評価する枠組みです。

ICS導入の影響

・負債を時価評価する → 金利上昇局面では負債が減少

・各社の資本余力が高まる余地

・予定利率引き上げ(保険料値下げ)の背景に

参考:金融庁公式でソルベンシー規制の概要が公開されています。

予定利率1.75%時代、保険料はどれくらい安い?

予定利率が0.25%から1.75%に上がると、同じ保障額でも保険料が約9〜11%安くなるケースが報道されています。

契約条件 旧商品 新商品(目安)
30歳女性 保険金500万 月14,990円 月14,815円
一時払終身(50歳) 返戻率 約105% 返戻率 約115%前後

※各社・条件により異なります。あくまで一般的な目安。

乗り換えで得する世代・損する世代

乗り換えメリットが出やすい人

・30代後半〜40代で「予定利率1.5%未満」の契約者

・2013年以降の低予定利率時代に契約した人

・保障内容が現状のニーズと合わなくなっている人

⚠️ 乗り換えない方がいい可能性

1990年代のお宝保険(予定利率5%超)は絶対に解約しないでください。新商品の1.75%では比較になりません。

乗り換え判断の4ステップ

💬 読者の声

「15年前に入った終身保険。今だと安くなるなら乗り換えた方がいい?」

判断ステップ:

  1. 保険証券で予定利率・契約年月日を確認
  2. 現在の解約返戻金を保険会社に問い合わせ
  3. 同条件の新商品の見積もりを取得
  4. 保障総額・支払総額・返戻金トータルで比較

重要:健康状態が変化していると新契約で加入できない場合があります。乗り換え成立までは旧契約を解約しないのが鉄則。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 予定利率はどこで確認できる?
保険証券または契約時の「ご契約のしおり」に記載されています。不明なら保険会社のコールセンターへ。

Q2. 外貨建て終身保険はどう?
為替リスクがあるため円建てと単純比較はできません。為替変動による元本割れリスクを必ず理解したうえで検討してください。

Q3. 終身保険と定期保険、結局どっちがお得?
「貯蓄性を持たせたい」なら終身、「保障の大きさ優先」なら定期。家計と目的で使い分けます。

Q4. 乗り換え時の手数料はかかる?
新契約の初期費用や、解約時の解約控除がかかる場合があります。必ず総額比較を。

まとめ

この記事の要点

・2026年3月ICS規制で保険商品が刷新

・予定利率1.75%時代、保険料9〜11%安の商品登場

・お宝保険(1990年代契約)は絶対解約NG

・乗り換えは健康告知をクリアしてから旧契約解約

「なんとなく続けている保険」を見直すだけで、数十万円得するチャンスです。まずは証券を引っ張り出して、予定利率を確認してみましょう。

※本記事は2026年4月時点の一般的な情報提供です。具体的な乗り換え判断は、保険会社・FP等の専門家に相談してから決めてください。