2026年4月、約15年ぶりに住宅ローンの変動金利が1%を超える金融機関が相次ぎ、2026年7月の返済分から毎月の負担が増える可能性が高まっています。日銀の追加利上げ(+0.25%)を受けて、各行の基準金利が4月1日に引き上げられたためです。

「借り換えた方がいいの?」「今のまま様子見でいい?」と迷っている方へ。この記事では、借り換えで得する人の3つの判断基準を、シミュレーター付きでわかりやすく解説します。

最後まで読めば、あなたが今すぐ動くべきか、様子見でいいかがハッキリ分かります。

【7月から負担増】変動金利1%超えの衝撃、何が起きた?

🏠 借り換えで得する?住宅ローン診断

現在の残高・残年数・金利を入れると、借り換え候補金利との差額目安を計算します(あくまで目安、実際は手数料等で変動)





日銀は2025年12月の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ、これを受けて大手銀行やネット銀行は2026年4月1日に短期プライムレート連動の基準金利を0.25%上げました

多くの金融機関では4月・10月が基準日で、見直された金利は2〜3ヶ月後の返済分から反映されるため、2026年7月の引き落としから毎月の返済額が変わる家庭が出てきます。

ポイント:1%超えのインパクト

・残高3,000万円・残り30年なら、金利が0.5%→1.0%に上がるだけで月額約7,000円UP

・年間で約8.4万円、30年で約250万円の負担増の目安

参考:日本銀行公式サイトで金融政策決定会合の結果を確認できます。

変動金利 vs 固定金利、2026年版の選び方

「固定に切り替えるべき?」という声が急増していますが、答えはあなたのライフプランで変わります。

金利タイプ 2026年4月目安 向いている人
変動金利 0.5〜1.1% 繰上返済できる余力がある人
固定10年 1.3〜1.9% 教育費ピークを抑えたい人
全期間固定(フラット35) 1.9〜2.3% 返済額を完全固定したい人

※金利は金融機関・条件により異なります。最新情報は各行公式サイトでご確認ください。

借り換えで得する人の3つの判断基準

借り換えは「誰でも得する」わけではありません。手数料(50〜80万円)を回収できる人だけが得をします。

借り換え3条件(目安)

・残高 1,000万円以上

・残期間 10年以上

・金利差 0.3%以上

この3つを全て満たすなら、借り換えで数十万〜数百万円のメリットが出る可能性があります。

注意:団信の条件や繰上返済手数料、事務手数料(定額/定率)まで含めて総額で比較しないと「借り換えたのに損」になります。

詳しくは住宅ローン変動金利1%超えの借り換えガイドも参考にしてください。

今すぐ動くべき人・様子見でOKな人

金利上昇が続く局面では、判断の先延ばしが損につながります。

💬 読者の声

「10年前に0.6%で借りた変動。今1.1%まで上がったけど、借り換えた方がいい?」

→ 残高・残期間による試算が必要ですが、残高2,000万円以上・残り15年以上なら借り換え候補になります。

⚠️ 注意

本記事の内容は2026年4月時点の情報に基づく一般的な解説です。実際の借り換え判断は、ご自身の収支状況を踏まえてファイナンシャルプランナー等の専門家にご相談ください。

関連する金利動向の最新情報

2026年の金利環境をもっと深く知りたい方は、こちらも合わせてどうぞ。

よくある質問(FAQ)

Q1. 変動金利が上がっても5年ルールで返済額は変わらないって本当?
多くの金融機関では「5年ルール」「125%ルール」があり、金利が上がっても5年間は返済額据え置き、上がっても前回の1.25倍までという仕組みです。ただし元本の減りが遅くなるだけで総支払額は増えます。

Q2. 借り換え手数料はどれくらい?
事務手数料(借入額の2.2%が多い)、保証料、印紙代、登記費用などで50〜80万円前後が目安です。

Q3. 固定金利に切り替えたら二度と変動に戻せない?
金融機関により異なりますが、一般的に固定期間終了後は変動に戻せるケースが多いです。契約書を確認してください。

Q4. 住宅ローン控除は借り換えても引き続き受けられる?
一定条件(返済期間10年以上等)を満たせば継続可能です。詳細は国税庁公式を確認してください。

まとめ:7月前に動くべき人は今すぐ試算を

この記事の要点

・2026年7月から変動金利1%超え時代が本格化

・借り換え目安は「残高1,000万・残期間10年・金利差0.3%」

・手数料込みの総額比較が必須

・迷ったらまず複数行で試算

金利上昇局面は「知っている人」だけが得をします。まずは上のシミュレーターで自分の数字を把握して、次の一手を決めてください。