日経平均3月に7786円暴落!35年ぶりの月間下落幅が意味すること

2026年3月、日経平均株価は月間で7786円55銭(13.2%)の暴落を記録しました。月間下落幅としては過去最大、下落率は2008年10月のリーマンショック以来、約35年ぶりの大きさです。

そして4月1日、一転して日経平均は前日比2675円高(5.24%)の大幅反発。歴代4位の上昇幅を記録し、「リリーフラリー(安堵の反発)」と呼ばれる急騰を見せました。

暴落と急騰が交互に来るこの乱高下相場で、個人投資家はどう動けばいいのか? 資産を守るための防衛術5選をお伝えします。

この記事でわかること

・3月の7786円暴落の原因と経緯

・4月1日の2675円反発の背景

・4月以降の相場見通しと注意点

・個人投資家の資産防衛術5選

⚠️ 免責事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資は元本割れのリスクがあり、最終的な判断は自己責任でお願いします。

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あなたのポートフォリオは暴落に耐えられる構成でしたか? ここからは、3月の暴落と4月の反発の詳細を解説し、今後に備える具体策を紹介します。

3月の7786円暴落はなぜ起きた?時系列で振り返る

2026年3月の日経平均暴落は、単一の要因ではなく、複数のネガティブ材料が重なった「パーフェクトストーム」でした。

時期 出来事 日経平均への影響
2月28日 米・イスラエルのイラン攻撃開始 地政学リスク急上昇で売り優勢に
3月上旬 ホルムズ海峡がイランに掌握、原油急騰 輸入コスト増懸念で下落加速
3月9日 一時4200円超の歴史的急落(終値-2892円) 1日の下落幅として過去3番目
3月中旬〜下旬 停戦交渉の見通し立たず、円安進行 じわじわ下落が継続
3月31日 月末終値51,063円(前日比-822円) 月間下落幅7786円で過去最大を記録

3月9日の1日で4200円超の急落は、多くの個人投資家にパニック売りを引き起こしました。「損切りすべきか」「買い向かうべきか」——正解がわからないまま資産が目減りしていく恐怖を味わった方も多いでしょう。

💬 読者の声

3月9日にパニックで全部売っちゃったんだけど……もう手遅れ?

パニック売りした方は少なくありません。大切なのは「次に同じ状況が来たときに同じ行動を繰り返さないこと」です。この記事の防衛術を実践して、次の暴落に備えましょう。

4月1日の2675円反発——「リリーフラリー」の正体

新年度初日の4月1日、日経平均は前日比2675円高(5.24%)の53,739円で取引を終えました。上昇幅は歴代4位という歴史的な反発です。

反発の3つの要因

① 米国株の反発:前夜の米国市場で、中東紛争の終結を示唆する報道を受けて大幅高。この流れが東京市場に波及しました。

② 売り方の買い戻し:3月に大量の空売り(ショート)ポジションが積み上がっていたため、地政学リスクの後退観測で一斉に買い戻しが発生。

③ 新年度の資金流入:4月は年金基金や機関投資家が新年度の運用を開始するタイミング。新規資金が流入しやすい時期です。

注意点

・この反発は「リリーフラリー(安堵の反発)」と呼ばれ、トレンド転換を意味するとは限りません

・原油価格は依然として高止まりしており、根本的なリスクは解消されていません

・日経新聞も「不安残すリリーフラリー」と報じています

4月以降の相場見通しと3つのリスク

リスク①:中東情勢の再悪化

トランプ大統領が「2〜3週間で強力な攻撃」と発言しており、停戦どころか戦闘激化の可能性が残っています。再び原油が急騰すれば、日経平均の二番底もありえます。

リスク②:企業業績の下方修正

原油高・円安は日本企業のコストを押し上げます。5月の決算発表シーズンで業績下方修正が相次げば、株価は再び下落圧力を受けるでしょう。

リスク③:金融政策の不透明感

日銀はインフレ懸念と景気減速懸念の板挟み状態です。利上げすれば株安、利上げしなければ円安——どちらに転んでも市場は不安定な状況が続きます。

リスク要因 発生確率 日経平均への影響 注目時期
中東再悪化 中〜高 -2000〜-5000円 4月中旬〜
企業業績下方修正 -1000〜-3000円 5月決算発表
日銀の金融政策変更 低〜中 ±2000円 4月金融政策決定会合

個人投資家の資産防衛術5選

① 「現金比率30%以上」をキープ

乱高下相場で最も重要なのは、買い場が来たときに動ける現金を持っておくことです。全額を投資に回している人は、一部を現金化して「余力」を作りましょう。

② 積立投資は「絶対にやめない」

NISAやiDeCoの積立投資を暴落で中止するのは最悪の判断です。暴落時こそ安く買える最大のチャンス。ドルコスト平均法の効果が最も発揮される場面です。

③ 分散投資の徹底

日本株だけに集中投資していると、今回のような暴落で大きなダメージを受けます。全世界株式(オルカン)や債券、REITなどに分散しておくことで、下落幅を抑えられます。

④ 逆指値(ストップロス)の設定

「○%下がったら自動的に売る」逆指値注文を設定しておくと、パニック時に感情的な判断をせずに済みます。一般的には8〜10%の損切りラインが目安です。

⑤ 情報に振り回されない

暴落時はSNSやニュースに「大暴落」「世界恐慌」といった煽り情報が溢れます。冷静に長期目線で判断し、短期的なノイズに振り回されないことが、結局は資産を守る最大の武器です。

💬 読者の声

暴落のたびに含み損を見て夜も眠れない……どうしたらいい?

含み損を見て眠れなくなるなら、それはリスク許容度を超えた投資をしている証拠です。投資額を減らして、どんなに下がっても「まあいいか」と思える金額まで調整することが、長期で勝つための第一歩です。

よくある質問(FAQ)

Q. 日経平均はどこまで下がる可能性がある?

中東情勢が最悪のシナリオ(封鎖長期化+戦闘激化)に進んだ場合、4万円台前半まで下落する可能性も否定できません。ただし、予測は不確実であり、あくまで一つの見方です。投資判断は自己責任でお願いします。

Q. 今から株を買うのはアリ?

3月の暴落で割安になった銘柄は確かにあります。ただし、地政学リスクが解消されていない以上、一括投資ではなく「分割買い」がリスクを抑える方法です。一度に全額を投じるのは避けましょう。

Q. NISAの積立を一旦やめた方がいい?

絶対にやめないでください。暴落時に積立を続けることで、安い価格で多くの口数を買えます。これがドルコスト平均法の最大のメリットです。長期運用なら、暴落は「バーゲンセール」と捉えましょう。

Q. リーマンショックと比べてどれくらいの規模?

2008年10月のリーマンショック時は月間下落率が約24%でした。今回の3月は13.2%で、リーマン級ほどではありませんが、35年ぶりの大きさという意味では深刻な水準です。

まとめ:乱高下相場で生き残る投資家になる

まとめ

・3月の日経平均は7786円安(-13.2%)で月間下落幅が過去最大

・4月1日には2675円高(歴代4位)の大幅反発、ただし「リリーフラリー」の可能性

・中東再悪化・企業業績下方修正・金融政策の3つのリスクに要注意

現金比率30%以上をキープし、積立投資は絶対に止めない

・パニック売りせず、長期目線で冷静な判断を

暴落は怖いものです。でも、暴落を乗り越えた投資家だけが、その先の回復相場で大きなリターンを得るのも事実です。

今やるべきは、パニックではなく「準備」。現金比率の見直し、分散投資の徹底、逆指値の設定——この3つを今日中に実行してください。

参考情報: