【2026年9月】値上げ一覧!食品4531品目で年内最多|しょうゆ・コーラ・冷凍食品はいくら上がる?
2026年9月は、食品の値上げが4,531品目にのぼります。帝国データバンクの調査(2026年7月31日発表)によると、単月で4,000品目を超えるのは2023年10月以来で、2026年の中で最も多い値上げ月です。8月の2,311品目からほぼ倍増します。
「また値上げか」とうんざりする気持ちはよく分かります。ただ、9月は品目数が多いぶん、何が・いつから・何%上がるかを知っておけば、8月中に備えられるものもあります。この記事では主要メーカーの発表を整理し、家計の対策を3つにまとめました。(確認日:2026年8月26日)
9月1日から値上げされる主なもの一覧
主要メーカーの発表分です。いずれも2026年9月1日の出荷・納品分からで、店頭価格に反映される時期は店舗の在庫によって数日〜数週間ずれます。
| 分野 | メーカー・対象 | 値上げ幅 |
|---|---|---|
| しょうゆ・つゆ | キッコーマン 291品(3年半ぶりの改定) | 約2〜22% |
| 調味料 | ミツカン 67品、ケンコーマヨネーズ 約1,090品 | 約3〜26% |
| 飲料 | コカ・コーラ ボトラーズジャパン 165品(500mlPETは希望小売価格220円に) | 約3.2〜18.7% |
| 冷凍食品 | 日清食品冷凍(ラーメン・パスタ・米飯・惣菜ほか)、テーブルマーク、ニップン | 約3〜21% |
| 乳製品 | 雪印メグミルク 138品、森永乳業 61品 | 約1.8〜10.3% |
| その他 | すりみ製品(練り物)、パナソニック エナジー(乾電池)、ペットフード ほか | 品目ごとに異なる |
平均の値上げ率は帝国データバンク調査で約15%。特にしょうゆは3年半ぶり、コカ・コーラの500mlペットボトルは希望小売価格が220円になります。
なぜ9月にここまで集中するのか
帝国データバンクの調査では、値上げの理由として「原材料高」が90.9%、「物流費」が65.8%、「包装・資材」が64.0%を占めています。注目は中東情勢に由来する値上げが全体の約27.8%を占めていることです。原油・ナフサの高騰が包装資材と物流コストに波及し、春に発表 → 9月実施、という時間差でまとめて着地したのが今回の集中の正体です。
つまり9月の値上げは突発ではなく、数ヶ月前から決まっていた予定表どおりの値上げです。だからこそ事前に備えられます。
家計の対策3つ
1. 8月中に買っておくのは「賞味期限の長いものだけ」
しょうゆ・つゆ・マヨネーズ・乾電池は保存がききます。ふだん使う銘柄を1〜2本先に買っておくのは合理的です。逆に冷凍食品と乳製品の買いだめはおすすめしません。冷凍庫の容量には限りがあり、電気代を考えると詰め込みすぎは逆効果です。
2. 値上げ幅の「上限」に惑わされない
「最大26%」のような見出しは幅の上限です。実際は品目ごとに差があり、主力商品は数%台にとどまることも多くあります。店頭で普段の銘柄の実際の新価格を確認してから、切り替えるかを決めても遅くありません。
3. プライベートブランドと特売サイクルを使う
メーカー品の値上げ後は、スーパーやドラッグストアのPB(プライベートブランド)との価格差が広がります。しょうゆ・冷凍食品はPBの品質差が小さい分野なので、切り替え候補の筆頭です。また値上げ直後の1〜2ヶ月は、各社が販促で実売価格を抑えることが多いため、特売のタイミングを待つのも手です。
10月以降はどうなる?
帝国データバンクの見通しでは、10月も単月で数千品目規模の値上げが続きます。冷凍食品は10月にも別のメーカーの改定が予定されており、年間の累計品目数は前年(20,609品目)を上回る可能性が指摘されています。「9月を乗り切れば終わり」ではなく、秋いっぱい続く前提で家計を組むのが現実的です。
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※本記事の品目数・値上げ率は、帝国データバンク「食品主要195社」価格改定動向調査(2026年7月31日発表)および各社の公式発表・報道にもとづきます(確認日:2026年8月26日)。実際の店頭価格は店舗により異なります。
