変動金利が15年ぶりに1%超え!大手5行すべてが引き上げ

2026年4月、住宅ローンの変動金利がついに大台を突破しました。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、三井住友信託銀行の大手5行すべてが変動金利を引き上げ、平均変動金利は15年ぶりに1%を超えました。

「たった0.25%の上昇でしょ?」と思うかもしれません。しかし、住宅ローンは金額が大きいだけに、わずかな金利差が数百万円の差になります。

💬 読者の声

「うちは変動で組んでるけど大丈夫?」「借り換えした方がいいのか分からない…」「月々の支払いはいくら増えるの?」

この記事では、大手銀行の最新金利情報から借り換え判断の3条件、固定vs変動の比較まで解説します。あなたの住宅ローン、本当に今のままで大丈夫ですか?

⚠️ 免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。住宅ローンの借り換え判断は、必ずご自身の状況を踏まえて金融機関やファイナンシャルプランナーにご相談ください。

大手5行の最新変動金利を比較【2026年4月】

まずは各行の最新金利を確認しましょう。

銀行名 変動金利(4月) 引き上げ幅 備考
三菱UFJ銀行 年0.945% +0.275% 新規借入向け
三井住友銀行 年1.275% +0.35%(合計) 3月+4月の合計
みずほ銀行 年1.025% +0.25% 借り換え向け
りそな銀行 年1.06%前後 +0.31% 4月に大幅引き上げ
三井住友信託銀行 年1.0%前後 +0.25% 信託独自の優遇あり

三井住友銀行は年1.275%と、大手の中で最も高い水準になっています。3月に0.25%、4月にさらに0.10%と2段階で引き上げた結果です。

なぜ金利が上がっている?

・日銀の利上げ(政策金利の段階的引き上げ)

・大手銀行が「利益重視」に方針転換

・基準金利の規約変更で、柔軟に金利を引き上げやすくなった

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あなたの住宅ローン、借り換えた方がお得ですか? 残高・残年数・現在の金利を入力すると、借り換え後の月額差と総支払額の差を計算します。

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※ 概算値です。手数料・保証料は含まれていません。正確な試算は金融機関にご確認ください。

借り換えすべき人の3つの条件

「金利が上がったから借り換えなきゃ!」と焦る前に、借り換えが得になる3つの条件を確認しましょう。

条件1:金利差が0.3%以上ある

現在の金利と借り換え先の金利差が最低0.3%以上あることが目安です。借り換えには手数料(50〜80万円程度)がかかるため、金利差が小さいとトータルで損をする可能性があります。

条件2:ローン残高が1,000万円以上

残高が少ないと、金利差による節約効果が手数料を上回りません。一般的に1,000万円以上の残高がある場合に借り換えのメリットが出やすくなります。

条件3:残りの返済期間が10年以上

返済期間が短いと金利の節約効果が限定的です。残り10年以上あれば、借り換え手数料を回収してプラスに転じやすくなります。

借り換え判断の目安

・金利差0.3%以上 + 残高1,000万円以上 + 残期間10年以上

・この3条件をすべて満たすなら、借り換えを検討する価値あり

・1つでも欠ける場合は、手数料負けの可能性があるため慎重に

固定金利 vs 変動金利、今ならどっちを選ぶ?

これから住宅ローンを組む方や借り換えを検討中の方が最も悩むのが、固定金利と変動金利のどちらを選ぶかです。

項目 変動金利 固定金利(10年) 全期間固定
金利目安 0.9〜1.3% 1.2〜1.8% 1.8〜2.5%
メリット 当面の返済額が安い 10年間安心 完済まで安心
デメリット 今後さらに上がるリスク 11年目以降は未定 金利が高い
向いている人 繰上返済できる人 子育て世帯 安心重視の人

専門家の見方

・日銀の利上げはまだ続く可能性が高い

・変動金利が1.5%を超えるシナリオも想定すべき

・「5年ルール」「125%ルール」があるため、急に返済額が跳ね上がることはないが、元本の減りが遅くなるリスクあり

「5年ルール」「125%ルール」とは?

変動金利には返済額の急変を防ぐセーフティネットがあります。

5年ルール:金利が上がっても、5年間は毎月の返済額が変わらない。

125%ルール:5年後の返済額見直し時も、前回の125%が上限。

⚠️ 注意

5年ルール・125%ルールは「返済額が変わらない」だけで、金利負担そのものは増えています。返済額の中の利息の割合が増え、元本が減りにくくなります。最悪の場合、返済が長期化する「未払い利息」が発生することも。

今すぐやるべき3つのアクション

金利上昇時代に突入した今、何もしないことが最大のリスクです。

アクション1:現在の金利を確認する

意外と「自分のローン金利が何%か知らない」という方が多いです。まずは借入先の銀行のマイページやローン明細書で、現在の適用金利を確認しましょう。

アクション2:借り換えシミュレーションをする

上のシミュレーターで概算を出したら、モゲチェックなどの無料比較サイトで複数行の見積もりを取りましょう。

アクション3:繰上返済の検討

金利が上がった今こそ、余裕資金で繰上返済する効果が大きいタイミングです。ボーナスや貯蓄の一部を返済に回すだけで、数十万〜数百万円の利息を節約できます。

参考:住宅金融支援機構(フラット35)公式

参考:金融庁公式サイト

よくある質問(FAQ)

💬 Q. 変動金利は今後どこまで上がる?

A. 正確な予測は不可能ですが、日銀の利上げペース次第では1.5%〜2.0%まで上がる可能性もあります。ただし急激な引き上げは経済への悪影響が大きいため、段階的な上昇が見込まれています。※将来の金利は保証されたものではありません。

💬 Q. 借り換え手数料はいくらかかる?

A. 一般的に50万〜80万円程度です。内訳は事務手数料、保証料、抵当権の設定・抹消費用、印紙代などです。ネット銀行は手数料が安い傾向にあります。

💬 Q. ネット銀行への借り換えは安全?

A. 住信SBIネット銀行やauじぶん銀行などの大手ネット銀行は、金融庁の監督下にある安全な金融機関です。対面での相談ができない点はデメリットですが、金利の低さと手数料の安さは大きなメリットです。

💬 Q. 変動から固定への切り替えはいつがベスト?

A. 「金利が上がってから固定にしよう」では遅い場合があります。固定金利は先に上がる傾向があるためです。切り替えを検討するなら、早めに金融機関に相談することをおすすめします。※投資判断・金融判断は自己責任でお願いします。

まとめ:変動金利1%超えは「行動のサイン」

この記事のまとめ

・大手5行すべてが変動金利を引き上げ、15年ぶりに1%超え

・三井住友銀行は年1.275%と最高水準

・借り換え判断の3条件:金利差0.3%以上・残高1,000万円以上・残期間10年以上

・「5年ルール」「125%ルール」は万能ではない。未払い利息のリスクに注意

・まずは現在の金利確認借り換えシミュレーションから始めよう

変動金利1%超えは、住宅ローンを見直す最高のきっかけです。「何もしない」が最もコストの高い選択肢になる時代が来ています。

まずはシミュレーションから。あなたのローンがいくらお得になるか、今日チェックしてみてください。