新年度に届出忘れると損!4月にやるべき手続き5選
「引っ越したけど、役所の届出って何を出せばいいかわからない…」
新年度が始まる4月は、転居・転職・入学など生活が大きく変わる時期です。しかし、この時期にやるべき届出や手続きを忘れると、罰則や損失が発生することがあります。
この記事では、4月にやるべき重要な手続き5選を期限・罰則付きで解説します。最後のシミュレーターであなたに必要な手続きをチェックしてください。
・新年度に忘れがちな重要手続き5選
・各手続きの期限と罰則
・届出に必要な書類一覧
・あなたに必要な手続きがわかるシミュレーター
関連記事
①国民健康保険の届出|退職・転職した人は必須
会社を退職した場合、14日以内に国民健康保険への加入手続きが必要です。届出が遅れると、医療費が全額自己負担になるリスクがあります。
届出が必要なケース
ポイント
・会社を退職して健康保険の資格を喪失した場合
・扶養から外れた場合
・転入してきた場合(前住所地で国保に加入していた場合)
必要書類と届出先
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 届出先 | 市区町村の窓口(国保担当課) |
| 期限 | 14日以内 |
| 必要書類 | 健康保険資格喪失証明書、マイナンバーカード、本人確認書類 |
| 届出を忘れると | 遡って保険料を請求される+医療費が全額自己負担になる恐れ |
②児童手当の届出|住所変更・出生時は忘れずに
児童手当は申請しないともらえない制度です。引っ越しや子どもの誕生があった場合は、15日以内の届出が必要です。
2026年度の児童手当ポイント
注意点
・2024年10月から所得制限が撤廃され、全世帯が受給対象に
・高校生(18歳の年度末まで)も対象に拡大
・転居先で再度「認定請求書」を提出する必要がある
・届出が遅れると、遅れた月の手当がもらえなくなる
月額1万〜3万円の手当が受け取れなくなるのは大きな損失です。引っ越し後は市区町村の窓口で真っ先に手続きしましょう。
③不動産登記の住所変更|持ち家の方は要注意
持ち家や土地を所有している方は、住所が変わったら不動産登記の変更が必要です。
2026年4月からは、住所変更登記の義務化が本格的に施行されます。正当な理由なく届出を怠ると、5万円以下の過料が科される可能性があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 届出先 | 法務局(管轄の法務局または登記所) |
| 期限 | 住所変更から2年以内 |
| 費用 | 登録免許税1,000円(不動産1個につき) |
| 届出を忘れると | 5万円以下の過料(2026年4月〜義務化) |
⚠️ 注意
登記の住所変更を放置すると、不動産の売却や相続の際にトラブルになることがあります。早めに手続きしておきましょう。
④自動車税の住所変更|引っ越したら15日以内
自動車を所有している方は、住所変更から15日以内に変更届を提出する必要があります。届出を怠ると、納税通知書が届かないトラブルが発生します。
手続き先と必要書類
ポイント
・普通車:運輸支局(陸運局)で変更登録
・軽自動車:軽自動車検査協会で届出
・必要書類:車検証、住民票、印鑑、ナンバープレート(管轄変更の場合)
ナンバープレートの管轄が変わる場合はプレート交換も必要です。費用は1,500〜2,000円程度です。
💬 読者の声
「去年引っ越したのに車の住所変更してなくて、自動車税の通知が届かなかった…。延滞金が発生してしまいました」
⑤確定拠出年金(iDeCo)の届出|転職・退職時は必須
iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入している方は、転職・退職した場合に届出が必要です。届出をしないと掛金の引き落としが止まったり、資産の移換ができなくなります。
届出が必要なケース
| 変更内容 | 必要な手続き | 届出先 |
|---|---|---|
| 会社員→会社員(転職) | 被保険者種別変更届 | iDeCo運営管理機関 |
| 会社員→自営業 | 被保険者種別変更届+掛金額変更 | iDeCo運営管理機関 |
| 退職して企業型DC→iDeCo | 資産移換手続き | iDeCo運営管理機関 |
| 住所変更のみ | 加入者住所変更届 | iDeCo運営管理機関 |
注意点
・企業型DCからiDeCoへの移換は退職から6ヶ月以内に手続きが必要
・期限を過ぎると国民年金基金連合会に自動移換され、手数料がかかる+運用できない状態に
・自動移換された資産は運用益がゼロになるため、大きな損失になります
必要な手続きチェック シミュレーター
あなたの世帯構成と変更項目を選ぶだけで、必要な手続きと期限がわかります。
よくある質問(FAQ)
💬 Q. 届出は全部役所に行かないとダメ?
多くの手続きはマイナポータルやオンラインで完結できるようになっています。転出届はマイナンバーカードがあればオンライン提出可能。自動車の住所変更もOSS(ワンストップサービス)で一部対応しています。
💬 Q. 届出の期限を過ぎたらどうなる?
手続きの種類によりますが、過料(罰金)が発生するものと経済的損失が出るものがあります。国民健康保険は遡って保険料を請求されるだけですが、不動産登記は5万円以下の過料の対象です。
💬 Q. 引っ越しの届出を1つにまとめることはできない?
残念ながら届出先がそれぞれ異なるため、一括では難しいです。ただし、市区町村の窓口で転入届を出す際に、国保・児童手当の手続きを同時に済ませることはできます。
💬 Q. マイナンバーカードがあると手続きは楽になる?
はい、大幅に楽になります。転出届のオンライン提出、コンビニでの住民票取得、マイナポータルでの各種届出など、マイナンバーカードがあると窓口に行く回数を減らせます。
まとめ|4月の届出は「知っている人だけが得をする」
新年度の届出は面倒でも忘れると損をするものばかりです。
まとめ
・国民健康保険:退職後14日以内に届出(忘れると医療費全額負担)
・児童手当:転居後15日以内に届出(忘れると手当がもらえない)
・不動産登記:住所変更から2年以内(義務化で過料の対象に)
・自動車税:住所変更から15日以内(通知が届かなくなる)
・iDeCo:転職・退職後6ヶ月以内(自動移換で損失発生)
上のシミュレーターであなたに必要な手続きを確認して、4月中に全て済ませてしまいましょう。「後でやろう」が一番危険です。
