2026年4月から原付の定義が変わる!50cc廃止の全貌

「50ccバイクがなくなるって本当?」そんな疑問を持っているあなた、半分正解で半分不正解です。

2026年4月1日から、原付一種の定義が「排気量50cc以下」から「排気量125cc以下で最高出力4kW以下」に変更されます。つまり50ccエンジンの新車は排ガス規制で製造終了しますが、原付免許はそのまま使えます。

この記事では、新制度の詳細、今持っている50ccバイクはどうなるのか、そしてあなたに最適なバイクの選び方まで徹底解説します。

💬 読者の声

「原付免許しか持ってないけど、125ccに乗れるってこと?よくわからない…」

新原付制度の仕組み|排気量から「出力」基準へ

今回の改正の最大のポイントは、原付の基準が「排気量」から「出力」に変わることです。

項目 改正前 改正後(2026年4月〜)
原付一種の定義 排気量50cc以下 排気量125cc以下 かつ 最高出力4kW(5.4ps)以下
必要な免許 原付免許 原付免許(変更なし)
法定速度 30km/h 30km/h(変更なし)
二段階右折 必要 必要(変更なし)
二人乗り 禁止 禁止(変更なし)

免許・法定速度・二段階右折のルールは一切変更なしです。あくまで「車両側の定義」が変わるだけ。原付免許で乗れるバイクの排気量が実質的に広がります。

ポイント

・原付免許はそのまま有効、追加取得の必要なし

・新基準の原付は125ccエンジンに出力制限をかけたもの

・30km/h制限や二段階右折のルールは変わらない

なぜ50ccは廃止されるのか?排ガス規制が原因

50ccエンジンが消える理由は、2025年11月から適用される「令和2年排出ガス規制」にあります。

この規制をクリアするには触媒やセンサーの追加が必要ですが、50ccの小さなエンジンにこれらを搭載すると、コストが跳ね上がり製品として成り立たなくなります。

ホンダ・ヤマハ・スズキの国内3メーカーが業界団体を通じて要望し、「出力制限した125ccエンジンを原付として認める」という解決策に至りました。

注意点

・排ガス規制は世界的な流れで避けられない

・50ccエンジンの新車製造は段階的に終了

・既存の50ccバイクは引き続き乗れる(後述)

今乗っている50ccバイクはどうなる?

「今の50ccバイクが乗れなくなるのでは?」と心配している方、安心してください。既存の50ccバイクはそのまま乗り続けられます

すでに登録されている50ccバイクは、改正後も原付一種として扱われます。車検もありませんし、廃車にする必要もありません。

ただし、中古市場では変化が起きる可能性があります。50ccの新車がなくなることで、状態の良い中古50ccの価格が上がるかもしれません。逆に、出力制限付き125ccが出回れば、50ccの需要が減って価格が下がる可能性もあります。

💬 読者の声

「今の50ccスクーターがまだ使えるなら一安心。でも次に買い替えるときが悩ましい…」

新原付 vs 電動キックボード vs 小型二輪|比較で選ぶ

4月以降、通勤や買い物の足としてどれを選ぶべきか。主な選択肢を比較しました。

項目 新原付(出力制限125cc) 電動キックボード 小型二輪(125cc)
必要免許 原付免許 16歳以上(免許不要の特定小型) 小型限定普通二輪
法定速度 30km/h 20km/h 60km/h
二段階右折 必要 不要 不要
価格帯 15〜25万円(予想) 5〜15万円 25〜50万円
二人乗り 不可 不可 可能

⚠️ 注意

出力制限付き125ccバイクの出力リミッターを外す改造は違法です。整備不良として取り締まりの対象となり、事故時には保険が適用されない可能性もあります。絶対にやめましょう。

バイク業界への影響|メーカーの動きと新モデル

新制度に合わせて、各メーカーが出力制限付き125ccモデルの開発を進めています。

ホンダは人気の「PCX」や「Dio」の出力制限版を投入する見込みです。ヤマハも「NMAX」ベースの新原付を準備中と報じられています。

125ccエンジンをベースにするため、50ccよりもトルクが太く坂道に強いというメリットがあります。燃費も50ccと同等かそれ以上になると予想されています。

まとめ

・ホンダ・ヤマハが出力制限付き新モデルを投入予定

・125ccベースなので坂道走行がラクになる

・価格は50ccより若干高くなる見込み

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Q1. バイクの主な用途は?



よくある質問(FAQ)

Q. 原付免許で125ccに乗れるようになるんですか?

A. 乗れるのは「出力制限付き125cc」のみです。最高出力4kW(5.4ps)以下に制限された車両だけが原付免許で運転できます。出力制限のない通常の125ccには小型限定普通二輪免許が必要です。

Q. 今乗っている50ccはいつまで乗れる?

A. 既存の50ccバイクは廃車にしない限り、ずっと乗り続けられます。ただし部品供給が徐々に減る可能性はあります。大切に乗りたい方は定期メンテナンスを心がけましょう。

Q. 保険や税金は変わりますか?

A. 出力制限付き125ccは原付一種として扱われるため、自賠責保険料・軽自動車税は50ccと同額です。任意保険もファミリーバイク特約が引き続き使えます。

Q. 電動バイクへの影響はありますか?

A. 電動バイクも出力基準で分類されるため、0.6kW以下が原付一種に該当します。この基準は変更ありません。ガソリン車の原付との共存が続きます。

まとめ

・50ccの新車は排ガス規制で製造終了。出力制限付き125ccが新しい原付に

・原付免許はそのまま有効。30km/h制限や二段階右折も変わらない

・既存の50ccバイクは引き続き乗れるので慌てなくてOK

出典: 警察庁国土交通省