火災保険の更新通知が来て「また値上がりしてる…」と感じていませんか?

2022年以降、火災保険は4年連続で値上げが続いており、2026年も平均10〜15%の引き上げが見込まれています

損害保険料率算出機構が参考純率を引き上げており、今後も値上がりトレンドは続く見通しです。

でも、同じ補償内容でも保険会社や契約内容を見直すだけで年間数万円の節約ができるケースが実はたくさんあります。この記事では、2026年版の火災保険見直し・乗り換えの具体的な手順を解説します。

火災保険が値上がり続ける理由|2026年の最新動向

火災保険の値上がりには複数の要因が絡み合っています。

値上がりの主な要因

・自然災害(台風・豪雨・大雪)の増加による支払い保険金の急増

・建物の修繕・再建コストの上昇(資材・人件費の高騰)

・損害保険料率算出機構による参考純率の改定

・長期契約(10年)の廃止(最長5年に短縮済み)

特に2022年の10年契約廃止・最長5年化は大きな転換点でした。長期割引が受けられなくなったため、実質的な保険料負担は増加しています。

参考: 損害保険料率算出機構

火災保険の見直しポイント|チェックすべき5項目

①建物評価額(保険金額)の見直し

火災保険の保険金額が建物の現在の市場価値と乖離していることがよくあります。

保険金額が高すぎれば保険料が割高に、低すぎれば万一の際に補償が不足します。再調達価額(同等の建物を建てるコスト)で設定するのが基本です。

②不要な特約の整理

気がつかずに加入している特約が保険料を押し上げているケースがあります。

よくある不要特約の例:地震以外の特約(個人賠償・臨時費用・水道管凍結など)で実情と合わないもの。見直し時に必ず確認しましょう。

③地震保険のセット有無

火災保険と地震保険はセット加入が一般的ですが、地震保険単独での見直しはできません。地震保険の要否も含めて検討しましょう。

④免責金額の設定

免責金額(自己負担額)を高くすると保険料が下がります。軽微な損害は自分で対応できる、という場合には有効な節約手段です。

⑤水災補償の必要性

内陸の高台に住んでいる場合、水災補償が不要なことも。ただし近年は豪雨による浸水被害が内陸部にも及ぶため、国土交通省のハザードマップで自宅周辺のリスクを必ず確認してから判断しましょう。

主要保険会社の保険料比較(木造・築15年・一戸建て)

保険会社年間保険料目安特徴おすすめ度
東京海上日動約6〜10万円補償充実・ブランド力★★★★☆
損保ジャパン約5〜9万円知名度・安定性★★★★☆
三井住友海上約5〜9万円コストパフォーマンス★★★★☆
セコム損保約4〜8万円セキュリティとセット★★★☆☆
SBI損保約3〜6万円ネット完結・低価格★★★★★
楽天損保約3〜6万円楽天ポイント連携★★★★☆

※保険料は建物の所在地・構造・補償内容により大きく変わります。必ず複数社に見積もりを取って比較してください。

⚠️ 注意

火災保険の乗り換えは、現在の保険の解約タイミングに注意が必要です。補償の空白期間を作らないよう、新しい保険の開始日を現在の保険の満了日に合わせましょう。

乗り換えの手順|安心・確実に進めるステップ

ステップ1:現在の契約内容を確認する

保険証券を手元に用意し、保険金額・特約・免責金額・満期日を確認します。

ステップ2:比較サイトで一括見積もり

「保険スクエアbang!」「インズウェブ」「保険の窓口」などの一括見積もりサービスを使うと、複数社の見積もりを一度に比較できます。保険に関する消費者向け情報は金融庁のサイトでも確認できます。

ステップ3:補償内容を揃えて価格比較

安いからといって補償を削りすぎると、いざという時に困ります。補償内容を現在と同等にした上で価格を比較しましょう。

ステップ4:新保険を申し込み・旧保険を解約

新しい保険の開始日を確認した後、旧保険会社に解約の連絡をします。中途解約の場合は未経過保険料が返戻されます。

💬 読者の声

「更新のたびに値上がりして年間8万円だったのが、ネット系の保険に乗り換えたら4.5万円になりました。補償内容はほぼ同じなのに3.5万円も節約できました」(40代・一戸建てオーナー)

火災保険 見直し診断シミュレーター

あなたの建物情報と現在の保険料を入力して、見直し余地があるか診断しましょう。

🏠 火災保険 見直し診断

地震保険・マンション修繕積立金との関係

火災保険と密接に関係する地震保険の選び方については地震保険の選び方完全ガイド2026年版をご覧ください。

マンション住まいの方は修繕積立金の値上がりも家計への影響が大きいです。詳しくはマンション修繕積立金の値上がり対策と節約術も参考にしてください。

賃貸退去時の費用については賃貸退去費用を抑える!敷金返還の交渉術と相場も合わせてどうぞ。

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※ 価格は変動する場合があります

FAQ|火災保険見直しのよくある疑問

Q1. 火災保険は何年ごとに見直せばいいですか?

現在の最長契約期間は5年のため、満期のタイミングが最も見直しやすいです。ただし、リフォームや購入後の状況変化があった場合は満期前でも見直しを検討しましょう。

Q2. 中途解約すると損しますか?

中途解約した場合、未経過期間の保険料が「短期率」で返ってきます。経過年数が長いほど返戻率は下がります。2年以上残っている場合は乗り換えのメリットが出やすいです。

Q3. マンションの場合も見直しは有効ですか?

マンションは建物の主な補償は管理組合の保険でカバーされますが、専有部分の内容・家財の補償は自分で加入する必要があります。内容の整理により保険料削減の余地があります。

Q4. 一括見積もりサービスは信頼できますか?

「保険スクエアbang!」「インズウェブ」は大手サービスで信頼性が高いです。個人情報の入力が必要ですが、比較検討には最も効率的なツールです。ただし勧誘の電話がかかってくる場合もあります。

まとめ:火災保険見直し3つのポイント

①保険金額・特約の過不足を点検して不要な補償を削る

②複数社に一括見積もりを依頼して保険料を比較

③補償の空白期間なく乗り換え(満期日に合わせる)