毎月の固定費が高すぎる…どこから削ればいいの?

実は固定費を月2万円削るのは、それほど難しくありません。格安SIMへの乗り換え、使っていないサブスクの解約、電気のアンペア見直しなど、一度やれば毎月自動で節約になる方法ばかりです。

「何から手をつければいい?」「格安SIMって本当に大丈夫?」「保険の見直しってどうやるの?」そんな疑問を解決する固定費削減術7選をお届けします。

この記事は2026年3月時点の料金情報をもとに作成しています。各サービスの料金は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

この記事でわかること
・固定費を月2万円削る具体的な方法7選
・格安SIMで月5,000円節約する手順
・見落としがちなサブスク・保険の削減ポイント
・あなたの固定費削減額がわかるシミュレーター

関連記事:家計見直しの始め方|まず最初にやるべき3つのステップ

固定費削減が最強の節約術である理由

節約には「変動費の節約」と「固定費の節約」がありますが、固定費の削減は一度やれば毎月効果が続くのが最大のメリットです。

食費を500円削るには毎日の努力が必要ですが、格安SIMに乗り換えれば何もしなくても毎月5,000円が浮きます。年間で6万円、10年で60万円の差になります。

固定費削減の3つのメリット

1. ストレスがない:一度手続きすれば自動的に節約できる
2. 効果が大きい:月2万円削減で年間24万円の節約
3. 生活の質が下がりにくい:実はほとんど変わらないサービス内容で安くなる

以下の7つの方法を組み合わせれば、合計で月2万円以上の削減は十分に可能です。

【月5,000円削減】格安SIMに乗り換える

固定費削減で最もインパクトが大きいのが、スマホ料金の見直しです。大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、月5,000円以上の節約になるケースがほとんどです。

項目 大手キャリア 格安SIM 差額
月額料金(20GB) 約7,000円 約2,000円 ▲5,000円
年間合計 約84,000円 約24,000円 ▲60,000円
通信品質 ○(昼時間帯やや遅い)

おすすめの格安SIMは「ahamo」「LINEMO」「楽天モバイル」の3つです。大手キャリアのサブブランドなので回線品質も安定しています。

格安SIMに乗り換えるとキャリアメール(@docomo.ne.jpなど)が使えなくなる場合があります。事前にGmailなどのフリーメールに移行しておきましょう。なお、月額330円の「メール持ち運びサービス」を使えば継続利用も可能です。

【月3,000円削減】サブスクを棚卸しする

「気づいたら月のサブスクが1万円を超えていた」という方は少なくありません。使っていないサブスクを解約するだけで月3,000円は簡単に削れます。

見直すべきサブスクの例

  • 動画配信:Netflix+Amazon Prime+U-NEXTなど複数契約していないか
  • 音楽配信:Apple Music+Spotifyの重複はないか
  • クラウドストレージ:iCloud+Google Oneの両方に課金していないか
  • ジム会員:月に2回以下しか行っていないなら都度払いの方がお得
  • 雑誌・新聞:読めていない電子版はないか

まずはスマホの「設定」→「サブスクリプション」から、現在契約中のサービスをすべて確認しましょう。クレジットカードの明細もチェックすると、忘れていたサブスクが見つかることがあります。

動画配信サービスは「1つだけ残して他は解約」が基本です。観たい作品がある月だけ契約し直すのも賢い方法です。

【月1,000円削減】電気のアンペア・プランを見直す

電気代の削減は、契約アンペア数の見直しから始めましょう。多くの家庭で契約アンペアが高すぎる傾向があります。

アンペア数の目安

一人暮らし:20A〜30Aで十分
二人暮らし:30A〜40A
ファミリー:40A〜50A

50A以上で契約している場合、40Aに下げるだけで基本料金が月286円〜572円安くなります(東京電力の場合)。

さらに、電力会社の料金プランの見直しも効果的です。新電力への切り替えで月500円〜1,000円安くなるケースもあります。

ただし、市場連動型プランは電力価格高騰時に料金が跳ね上がるリスクがあるため、固定単価型のプランを選ぶのが無難です。

【月5,000円削減】保険を見直す

保険料の見直しは、固定費削減の中でも最もインパクトが大きいのに見落とされがちな項目です。

日本は公的保険制度が充実しているため、民間保険に入りすぎている方が非常に多いです。特に以下のケースでは見直しの価値があります。

見直すべき保険のパターン

医療保険:高額療養費制度で自己負担は月8〜9万円が上限。貯蓄が100万円以上あれば不要の場合も
生命保険:独身者や子供がいない共働き夫婦は、死亡保障が過大になっている可能性
がん保険:貯蓄と高額療養費制度でカバーできるか検討
学資保険:返戻率が低い場合、NISAで積立投資した方が有利

保険の見直しにはFP(ファイナンシャルプランナー)の無料相談を活用するのがおすすめです。複数の保険会社を比較できるため、自分に最適なプランが見つかります。

保険を解約する前に、新しい保険の加入手続きを完了させてください。健康状態によっては新しい保険に入れない場合があり、無保険期間が生じるリスクがあります。

固定費削減シミュレーター|あなたはいくら削れる?

現在の固定費から、どのくらい削減できるかを計算してみましょう。

固定費削減シミュレーター





上記はあくまで概算です。実際の削減額は現在のプランや利用状況によって異なります。各サービスの公式サイトで最新料金を確認してください。

関連記事:【2026年最新】格安SIMおすすめランキング|料金・速度で徹底比較

【番外編】その他の見直しポイント3つ

上記の4大固定費に加えて、さらに削減できるポイントを紹介します。

追加の見直しポイント

  • Wi-Fi回線:光回線からモバイルルーターへの切り替えで月2,000円削減
  • クレジットカード年会費:使っていないカードは解約。年会費無料カードに集約
  • 銀行口座の手数料:振込手数料・ATM手数料が無料のネット銀行に切り替え

細かい固定費も積み重なると大きな金額になります。年に一度は固定費の総点検をする習慣をつけましょう。

電気料金の比較はエネチェンジで無料シミュレーションできます。

よくある質問(FAQ)

Q. 格安SIMに変えると電話番号は変わりますか?

A. いいえ。MNP(番号ポータビリティ)を使えば、今の電話番号のまま乗り換えできます。手続きもオンラインで完結するケースがほとんどです。

Q. サブスクを解約したら、途中でもすぐ使えなくなる?

A. ほとんどのサービスは次の更新日まで利用可能です。解約手続きは早めに行っても、期間内はそのまま使えるので安心してください。

Q. 電力会社を切り替えると停電しやすくなる?

A. いいえ。送電線は従来の電力会社のものを使うため、停電リスクは変わりません。電力の品質や安定性に差はありません。

Q. 保険の見直しは何歳から始めるべき?

A. ライフイベントがあったタイミング(結婚・出産・住宅購入・子供の独立)が見直しの好機です。特に20代で加入したプランを30代以降もそのまま続けている方は要チェックです。

関連記事:保険の見直し完全ガイド|本当に必要な保障だけ残す方法

まとめ|固定費月2万円削減で年間24万円の余裕を作ろう

固定費の見直しは、一度やれば毎月自動で節約できる最強の方法です。

見直し項目 月間削減額 年間削減額
格安SIM乗り換え 5,000円 60,000円
サブスク見直し 3,000円 36,000円
電気代見直し 1,000円 12,000円
保険見直し 5,000円 60,000円
合計 14,000〜20,000円 168,000〜240,000円

浮いたお金はNISAで積立投資に回すのがベストです。月2万円を年利5%で20年積み立てると、約820万円になります。固定費削減は将来の資産形成の第一歩です。

まずは今日、スマホの「設定」からサブスクの一覧を確認するところから始めてみてください。